[経済づくり]持続可能経済事業の推進と援助

経済づくりコラム








(A)世界を取り巻く現状
(1)世界恐慌より深刻な今日の経済危機 1990年以降のグローバル化 → 国家力の統治力の弱体化 → 世界大不況の混迷

①1930年代の世界恐慌は西洋(含日本)の範囲 → ケインズ的財政金融ができた

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②現在の資本主義の危機は、新興国・発展途上国までに拡大

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③現在のアメリカには、世界恐慌、世界大戦後の国際秩序の指導力はない

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④世界は多極化しG7、G20が形骸化し、国際協調はいっそう困難になりつつある


(2)この度の世界金融危機の最大原因はグローバルインバランス

①アメリカなど一部の国が、過剰な消費と一方的な輸入を行って経営赤字を積み上げ東アジアなどの新興国や中東諸国の経常収支を黒字化させる

→世界界レベルで経常収支は不均衡構造になる

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②東アジア新興国(特に中国)や中東諸国は経常黒字の資金を内需に回すのではなくアメリカに環流させた (かつての日本もそうでサブプライムローン問題の原因の一つになった)


(3)国家より経済を最優先する世界経済のフラット化が進行している


アベノミクスで予測されるリスク
①国民資産の消滅 
②国際金融資本の暗躍 
③日銀の独立性 
④財政赤字増 
⑤従来の自民党に回帰した権益政策 
⑥増税による景気後退 
⑦公共事業の重視 
⑧大企業優遇 
⑨聖域なきTPP参加 
⑩中小零細企業へのしわ寄せ 
⑪生活必要品の物価値上がり 
⑫一般市民・高齢者・労働者へのしわ寄せ 
⑬格差拡大 
⑭国債円安株高の罠