[文化づくり]国際文化交流の推進と援助

文化づくりコラム 


世界に誇れる日本文化を活性化しよう!

2012年6月 84号より掲載


世界に誇れる祀祭政一致の日本文化の活性化です 財団がこれまで行ってきた主な文化活動

この度の日本映画批評家大賞が弾みになって当財団顧問で、株式会社映像新社代表取締役/総合プロデューサーの高橋利雄氏(写真)が、下記のようなさまざまな企画を発表されました。


これらのイベントは、財団が主催するわけではありませんが、今後持ちかけられる様々なイベントの主旨が財団の活動内容(左)にマッチングすれば、共催・協賛・後援やプロデュース・コーディネーターなど、その場に応じた関わり方も含め、前向きな検討に入るかもしれません。


現在、稼働中の活動や準備にはいっているものも含め、日本文化の復興・復活に貢献できる活動を今後も進めて参ります。


●日本人の誇りを取り戻そう!
●日本文化の良さを見直そう!
●心のふるさとを甦らせよう!
●日本人が日本の心を持って世界と交流していこう!
●世界貢献への使命感を培おう!
●世界平和への礎を築こう!
●伝承文化産業を活性化しよう!
●伝承文化を甦らせよう!
祭り ●子供に伝承文化の教育をしよう!
●伝承文化施設を作ろう!
●伝承文化祭を活性化しよう!
●日本文化を海外へ広めよう!
●お年寄りを大切にしよう!
●家族文化を育もう!
●地方の文化を活性化しよう!
●祭りを大切にしよう!



企業文化の再構築
CMF繁栄システム

何よりも今、企業の中に文化がなくなりつつあるのが、日本経済後退の大きな要因となっています。


3つの人づくり構想と連動した、新しい繁栄システムで企業文化の再構築をさらに推進します。



日本の食文化の活性化
いただきます・ごちそうさま文化

いただきます・ごちそうさま運動


モッタイナイが世界の文化になりつつあるように、風化しつつある「いただきます ごちそうさま文化」も、国内はもとより世界に発信しています。



財団会員による部会活動の活性化

文化づくり部門の部会活動を活性化させ、経済活性化の一翼を担う「ワクワクマーケット」との連動も視野に入れた活動を展開します。


いただきます・ごちそうさま文化
表


瀬戸内の中心【広島】から全国そして世界へ  瀬戸内文化芸術祭

【瀬戸内文化芸術祭の概要】
鞆の浦

どんなに重要なメッセージも届かなくては意味がない。TV番組にCMを載せるように、コンテンツを使ってメッセージを発信しなければ、届けたいユーザーにメッセージは届かない。


世界平和の象徴広島から、映画・音楽などの芸術を通じて


●広島だからこそ発信しなくてはならないメッセージ


●広島だからこそ説得力のあるメッセージ


このキーワードを忠実に企画し、広島でしか成功しないイベントを実現しようというものです。


表2

【エリア】


広島・岡山・山口・愛媛・香川が中心


【新しい試み】


同じメディア業界でありながら、まだお互い相容れない傾向のある芸能界とIT業界は、言い換えるなら「アナログ」と「デジタル」、つまり水と油。


日本全国へ、そして世界へメッセージを発信するために、全く新しいこの両者のクロスメディアを実現しようとしています。


文化と芸術の祭典  第1回 国際パラオフェスティバル(仮)

【日本とパラオのつながり】

日本から3000キロも南にあるパラオ共和国。第一次大戦の時、それまでドイツ領であった南洋群島を日本が開放(1914年)。その後、第二次大戦終了(1945年)までの31年間、日本の委任統治領とされて、自治が認められました。


パラオは独立国家として大統領制をとり、国名もパラオ共和国としました。特に国旗のデザインは、島民多数の応募の中から「日の丸」に似た「月の丸」が選ばれました。
HP「パラオ共和国の歴史」より抜粋



【国際パラオフェスティバルの概要】

第二次世界大戦の時は、米軍と日本軍の壮絶な激戦地で、その死者は両軍あわせて2万人を超えます。その英霊達の遺骨は、今も発掘されていません。


今も多くの英霊が眠るこの国に、「感動とふれ合いの種を蒔き、その地に大いなる未来を咲かせたい」と企画されました。



【イベント目的】

パラオ共和国の文化と産業の活性化


●映画作品の発表・鑑賞を通じ、様々な社会や文化との接点を目指す国々と交流(世界各国より監督・俳優・女優が参加)


●トライアスロン競技の参加・応援・ボランティアを通じ、頑張る力、成し遂げる心を育む


●世界に向けてパラオの人と文化を発信する



【テーマ  自然と人間】

人が集い、一点に視線を集め同じ時間を共有する。悲しい時に励まされ、嬉しい時は共に楽しみ、不安な時は勇気を与えてくれる。映画とスポーツには、そんな共通の力があります。


それこそが文化であり、芸術です。そこには感動が生まれ、やがて強い絆で結ばれた未来が形づくられます。



パラオ

◆イベント内容


自然と人間をテーマにした映画祭&スポーツイベント


◆映画祭


1  ノミネート・各賞受賞作品の上映
2  監督・出演者などのトークイベント
3  映画の未来を語る 各国映画関係者によるコンベンションの開催


※仮設映画館にて、本格的な視聴環境を実現。パラオ国民(子供たち)に映画館でみる映画のすばらしさを体感してもらう。


◆トライアスロン大会


1  トライアスロン競技の実施(一般男女、キッズ、障害者部門など)
2  招待選手などのトークイベント
3  ミュージシャンなどを招いた後夜祭の開催



パラオと国づくり人づくり財団のつながり

パラオ共和国を訪れたのは2004年9月でした。


パラオに眠る英霊達の遺骨収集に尽力されているNPO法人環境保全機構、理事長東條由布子(東條英機の孫)さんの活動主旨に賛同したことと、その年はペリリュー戦60年目に当たるため、パラオ政府主催の日本・パラオ・アメリカ合同慰霊祭・記念式典に参加するためでした。


パラオと日本は多くの歴史と文化で結ばれており、その友情は戦前から変わっていないといいます。


激戦地のペリリュー島には、今なお戦争の残骸・遺跡が当時のまま残されています。