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欧州より150年早い販売法を開発
673年に、三越の前身である越後屋誕生。
新しい町人向けの販売法を開発して名をはせた。
欧州より150年早い
・店前現銀売り(たなさきげんきんうり)
・現銀掛値無し(げんきんかけねなし)
・小裂何程にてもうります(切り売り)
世界初の米相場も江戸から始まった
1730年には大阪で、世界で初めての米相場が開始した。
階級消費社会
貴族(ブランド)、庶民(必需品) 農村(自給自足)
それぞれが同席しない=流行はない。現代も特に欧米では階層社会が残っている国も多い。
既に流行があった
識字率が高く、庶民も文字が読めたので流行が成立していた。
=大多数の庶民が文化も経済も動かしていた。
寺子屋は僧侶や神官、武家、農民などが運営した。それなりの収入があったので、授業料は生活の足し程度で、ほとんどはボランティア的に行っていた。
江戸が世界にはない、大衆文化を生みだしたのは、武士階級だけでなく、庶民にも教育が行き渡り、文字が読めたことがあげられる。
識字率-武士 ほぼ100%
農村部以外で90%
日本平均80%
就学率-70~86%
寺子屋-全国1.5万~2万ヶ所
スウェーデン…90%(キリスト教の教理試問制度により家庭学習が習慣化)
プロイセン、スコットランド…80%
ベルギー…55~50%
イギリス(工業都市)、イタリア、スペイン…25~20%
ロシア…5~20%(1920年)
全長30キロ 週3日1日7時間
全長150キロ 24時間利用可
6本上水=神田上水、玉川上水、青山上水、三田上水、亀有上水、千川上水
神田・玉川上水は150キロ。下水もあったが、ほとんど汚れていなかった
井戸端はコミュニティーの場所でもあった
整った水道設備は、江戸とロンドンにしかなかった。
水源は神田川など6本あり、江戸人口の60%が生活。水質も非常にキレイだった。
神田・玉川上水で全長150㎞。地下に木管(水路)を通し高低差を利用して水を流し、それを井戸からくみ上げていた。人口の6割が井戸を使い、使われず川まで流れる水は、船で受け止めて、水の便が悪い地域に運び再利用。
水はそのまま湧かして飲めるほどきれいだった。
ロンドンでは飲用に使う川に排泄物などを流していたので、水は汚れていた。
江戸を訪れた2人のイギリス人
ラザホード・オールコック「江戸ほど緑を楽しめるまちはない」
ロバート・フォーチュン「街並みの美しさは世界のどの都市も及ばないであろう」
オマルにして庭or川or道に捨てる
厠に集めて液肥にする(現金収入にもなる)
日本ではトイレが衛生的できれいなのは当たり前だ。江戸時代にも厠があり、糞尿はそこに溜められ、農家が買って有機液肥に加工し、世界でも優秀で良質な肥料として農業に使われていた。
欧米では、トイレという感覚がない。廊下でオマルに排便し外に投げ捨てる。または庭でしたものを飲み水で使う川に捨てる。立派なベルサイユ宮殿も同じで、臭くなると別の部屋に移住する。だから、建物を最初から大きく作っていたのだそうだ。ヨーロッパでペストなどが大流行した原因もここにあるとされている。
ちなみに・・・
当時女性は立って用を足した。それが見えないようにスカートの裾が広がったと言われている
19世紀(1865年)メンデルの法則
園芸でも先進国
江戸は世界でも園芸が発達していた。
日本最古の園芸書『花壇綱目』(水野勝元著)は1681年(天和元年)発行された。
これは中国・英国に並んで、世界的にも早いものだった。
18世紀中期変化朝顔
究極の品種改良がなされていた
奈良時代に遣唐使が持ち帰った朝顔は、平安時代(8~12世紀)には観賞が始まった。(ヨーロッパで花の観賞が始まるのは15世紀)
朝顔の品種改良の始まりは定かではないが、江戸中期(18世紀)には「変化朝顔」が大流行。
学術的に体系化されていなかったので認められていないが、メンデルが法則を発見した頃には、江戸の朝顔師は自在に掛け合わせをしていた。
戦争をしていない時代がほぼない
※戦争には宗教がつきもの
※人種差別を国策で行っていた
※戦争に負けると支配者が変わる
江戸:260年間の平和社会
縄文時代:1万年
平安時代:死刑のない350年
戦後:戦争していない65年
※宗教戦争をした歴史がない
※人種差別を国策として行っていない
※建国以来、万世一系が現代も続く
江戸時代は全国的に平和で治安の良い社会だったが、日本は歴史的にも、平均的に平和と言える。
欧米が隣国などとの戦争の歴史なら、日本には戦国時代のような内乱や秀吉の朝鮮出兵はあっても、江戸時代まではほとんど戦争をしていない。
諸外国の戦争は背景に宗教があると言われるが、日本には宗教戦争もした歴史がない。人種差別もない。
庶民が安心して暮らせる社会のベースがある。