[健康づくり]総合健康事業の推進と援助

健康づくりコラム

国づくり人づくりは夢を咲かせ華になる場 株式会社エポックモア 代表取締役 山内紀枝

看護師から経営者へ

平成元年、広島市南区にある広島駅の近くで、山内社長の会社、エポックモアは産声を上げた。体型の悩みから補正ファンデーションに魅せられたが、看護師という職業柄、健康に悪影響が懸念される製品もあり、本物を普及したいとの願いからだった。


父親が経営者とはいえ、経営のイロハも知らない無謀な挑戦を「怖いもの知らず」と振り返る。起業して4ヶ月、ある経営者から木原秀成理事長を紹介いただき経営指導を受け、経営者としての人間づくりのため運命創造学に踏み込んだ。


また、理事長も開発者の一人であった日本初の「女性の自立と家族のための生涯教育カリキュラムLRA(レイディーズロイヤルアカデミー)」が社長の運命を変えた。


「初めて受講した時の頭をガツンと叩かれたショックは今でも覚えています。一度きりの人生なのに、目標は曖昧で目先の事しか考えていない。何のために会社を興したのかさえわかっていない自分を見つけました」と。バブルが崩壊して間もない頃だった。


木原理事長から「これからは自分の身は自分で守る時代になる。しかし、女性にチャンスが大きく広がる時代になるから頑張りなさい」と叱咤激励を受けた。


ならば・・・「ただお金の為に働くのではなく、仕事を通じて人生づくり(=LRA)ができる会社にしたい。社員だけでなくお客様も。それが実現できる製品が提供できる会社にしよう!」




挫折から得たもの

しかし、一度だけ挫折を味わった。創業して3年目。業績は伸びず資金が回らなくなった。悩んだあげく会社を閉める決意をし、理事長のもとに報告へ。その時の理事長に見せていただいた人のための命がけの背中が人生の邂逅になった。


事を成就するということは、いのちを懸けるくらい一生懸命になること・・・それなのに・・・情けない自分の姿とその気づきを頂いた師の生き様に涙が止まらなかった。


「自分の存在によって、人が幸せになる。本当にうれしいよ。あなたはまだ本当の喜びを知らないだろう」理事長のこの言葉が魂を包み込んだ。この喜びを探究し続けて今があるという。