地球温暖化は地球に住む、すべての生命にとって深刻な問題です。 ここ数年を振り返ってみても、確実に気象の変動を身体で感じている人は多いのではないでしょうか。 自然災害の被害も年々大きくなっているとの統計資料などもあります。 地球が蝕まれている、というよりも、地球を蝕んでいるのは人間自身です。 そして、人間が引き起こしている様々な影響が、 巡り巡って生命の存続さえも危機的な状況を生み出しているのです。
そんな中で、地球温暖化に向けた画期的なマシーンが注目を集めています。 『亜臨界水反応装置MRM』です。 何と様々な可燃物をわずか1時間で、良質の肥料・飼料などに変換するという 夢のような機械なのです。 簡単なしくみは次図をご覧頂きましょう。
亜臨界水反応とは・・・高温高圧の水の性質を利用した反応
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水の温度・圧力を374℃、22MPa以上まで上げると、 水(液体)でも水蒸気(気体)でもない状態となります。
この点を水の臨界点といい、臨界点より上の領域を超臨界水と呼びます。 この水による反応を超臨界水反応と呼びます。 臨界点よりも低い近傍の領域を亜臨界水と呼びます。 |
亜臨界水反応により・・・
- 有機物の分子、例えばでんぷんやタンパク質は、それぞれブドウ糖やアミノ酸に分解され、低分子化されることにより、固形物が液体化されます。
- 環境汚染物質を分解し、無害化できます。
- 水熱反応は、有機溶媒のような化学物質でなく、水を溶剤として使用するため、環境に優しい安全な反応と言えます。
この亜臨界水の性質を利用することで、環境にやさしい廃棄物の再資源化が可能になるのです。 この画期的なリサイクルマシーンを、今世界に向けて発信し、 環境問題の貢献を目指しているのが、Mグループ代表宮代知直会長です。
『誇れる国づくり・魅力ある人づくり』では、環境への取り組みとして 「自然環境と営利の両立を目指して」いますが、 このマシーンはまさに環境への取り組みに貢献できるリサイクルマシーンです。 また、さまざまな産業界にも、このマシーンは大活躍をするに違いありません。
環境問題は、もう待ったがきかない位、急を要する重要項目です。 環境に取り組む一つの産業としても、あらゆる方面からこの一大プロジェクトに賛同し、援助していきます。