子供は国の宝 若者は国の未来 お年寄りは国の誇り 祀祭政一致の国づくり人づくり

理事長には、ＬＲＡを提供していただいたことを感謝しております。

お陰さまで、ＬＲＡの内容を会社の経営理念の中心におき、世の為、人の為にお役に立つ生き方と、女性の自立と生きがい創造で、社会に貢献できる会社を目指すことができました。

弊社では今、カルチャー部門で定期的にＬＲＡを開催しておりますが、受講したほとんどの女性は年齢に限らず、今まで生きてきた自分の人生にショックを受けます。出来ているつもり、やっているつもりだったと。

日本は、世界でも女性の社会進出が遅れていると言われているように、長い間、男性が主役で女性が脇役という風習で、女性にとっては受け身の人生で良かったのです。

さらに、これまで「なんとかなってきた」時代から、本当に「なんとかならなく」なりつつあるのに、そのことに気づいていない人も多いのです。

せっかく女性にとって能力が発揮できる時代なのですから、それを自覚するためにもＬＲＡの必要性は、年々増していると感じています。

時代の変化で、良きにつけ悪しきにつけ女性達が否が応でも社会進出せざるを得なくなったのです。良い方に解釈するなら、女性にとっては素晴らしい時代が来たということです。

男性中心の今までの社会は、確かに素晴らしい発展を遂げましたが、問題も山積みです。男性はどうしても闘争的ですから、争いごとが絶えません。

逆に女性は、平和的ですから、今こそ女性のエネルギーを注入・拡大することによって、社会変革をして欲しいのです。それが今世紀を夢のある社会にすることにもなります。そのためには絶対に女性の活躍が望まれます。

特に今、日本の家族の崩壊が顕著になっています。女性は家族の要です。家族の復活なくして、日本の復活はないというくらい重要なことだと、私は捉えています。

最近は、米を洗剤で研いだり、タオルが絞れないなど、生活の基本的な知恵が家庭で教えられていないことを聞いて驚くことがあります。

私が子供の頃は、食事の前にお初さんを仏壇にお供えするという習慣がありました。食事も家族全員で食べましたが、そういう心を養う習慣も消えつつあります。家族はただ単に個人の集まりとして捉えられていますね。

東日本大震災で、家族のあり方や絆の大切さが見直されましたが、もっと本質的なことに踏み込む必要性を感じます。

日本の家族は本来、世界でも類を見ない素晴らしいものがありましたが、それが今崩壊しているのです。

家族が崩壊するということは、地域社会の崩壊につながります。それが日本全体にまで影響するということです。

家族の復活なくして日本の復活はないのです。そのためにも、家族の本質に立ち返り、日本的精神土壌の復興と、家族がお互いの役割に目覚めて家族の機能を復活させることが重要です。

その要素を現代流に網羅しカリキュラムにしたのがＬＲＡです。是非とも、多くの方々に受講していただき目覚めていただきたい。

これからもＬＲＡの普及をはじめ、女性の自立と家族の幸せのために精進して参りますので、合わせてご指導のほどよろしくお願いいたします。

これからも期待しています。本日はありがとうございました。