
あなたは、人の世話をすることが好きですか?
昔は地域に必ず一人や二人の『世話焼きさん』とか言われる人がいて身体の悪い人やお年寄りの世話を焼いたり子供の面倒や縁談話といったことを自ら率先して行動している人がいました。
また、地域の名士と言われるような尊敬される人がいて困ったことがあるとその人に相談をしに行ったりと周囲の人から担ぎ出されて世話をしているような人もいたのです。
その人たちは何かの見返りをもらいたいと思って行動したり相談を受けたりしていたのではないのです。
この度の震災での被災地でも 集落でまとまっておられた方々
また、今のようにイベント的に 活動する時間をとるようなものではなく 日々の生活の中で隣近所の人の役にたったり 喜んでもらえるようなことを当たり前のようにできる 環境があったのかもしれません。
最近は、子供たちにも ボランティアの経験をさせるための 授業があるそうですが ただその現場に行くだけ行って 自分の好きなことをしている・・・ という子供もいると聞きます。
勉強のために仕方なくするのでは ボランティアの本質を体験させるどころか まったく逆の経験を植えつけてしまうことに なりかねません。
また、ただボランティアをしたということだけで 自己満足の範囲では これもまたボランティアとも奉仕ともいえないのです。
自分の起こした行動が、人を喜ばせてこそ 人は人として生きることの意味を見出せるのです。
あなたがいてくれたからこそ・・・
このことが あなたの運命の肥料になるのは いうまでもありません。