
ゴールデンウイークも 後半にさしかかってきましたが あなたは運命づくりに励んでいますか?
運命の肥料ですが、今回はその肥料の濃度についてです。
フルーツジュースなどでよく 「果汁100%」とか「果汁3%」とかいうのがあります。
運命の肥料も「肥料濃度100%」とか「運命肥料濃度3%」というのがあったとすると たぶん100%の方を選ばれるのではないかと思います
100%とは言わないまでも できれば効果の高いものが誰しもいいに決まっています。
前回、運命の肥料の一つが「ボランティア」とか「奉仕」で 一銭にもならないことを一生懸命にすること、と申し上げましたが
人様のお役に立つためのボランティアや奉仕の心を持って 日々の生活をすることはとても大切なことです。
ところで、「ボランティアとか奉仕の心」とかいうと 解釈を間違えている人を見かけることがあります。
これは子育てや人材育成にも関係することだと思いますが 人の役に立つとは「相手のできないことを代わりにしてあげること」ではありません。
例えば、よちよち歩きの子供が転んだ時に 起こしてあげることはボランティアではなく 自分で起きあがれることを教えてあげることが「ボランティアの心」です。
また、仕事のできない新人の代わりに仕事をしてあげることは奉仕ではなく 仕事のやり方を教えて社会人として自立をさせてあげることが 「奉仕の心」ということになるのです。
そのさじ加減は相手にもよりけりなので 非常に難しい要素を含んでいるかもしれません。
例えば病気などで身体が麻痺してしまった方に対して どのような接し方をするかということは 時と場合によって違ってくると思います。
しかし、相手のためを思えばこそ心を鬼にしなくてはならない時があります。 変な情をかけてしまって、後で気づいたら相手に為にならないことをした・・・ なんてこともあります。
ボランティアや奉仕の心は 果汁のように100%とか3%とかで計れるものではありませんが 相手にとってできる限り100%でありたいものです。
それが、またあなたにとって濃い肥料として循環していくものなのです。