[企業づくり]宇宙本位経営学の普及と援助

CMFわくわくフリートーク

アロマセラピーを通じてCMF地球運動が
宇城市に広がり社会貢献できるように頑張ります
坂口由香(熊本)
坂口由香(熊本)

運命創造学と勉強会で学ぶ
私は2007年1月、熊本支部の野母紫さんのご縁で、 人づくり構想の運命創造学を学び始め、自分に足らないものは何か? 日々の生活においてどう実践すべきかを考えさせられました。 そして、月に1度開かれている「誇れる国づくり魅力ある人づくり」の勉強会で 木原秀成総裁から学ぶうちに、自分の技術を生かし、 社会にお役に立つことはできないだろうか、 と思うようになりました。

大きな転機が訪れました
そして昨年12月、大きな転機が訪れました。 私は会社を退職し、地元宇城市にてアロマセラピーの仕事をしようと決心しました。 まずはアロマ講座の会場を借りてできる所がないか、 宇城市市役所雇用促進協議会を訪ねることにしました。 宇城市雇用促進協議会とは、県外や熊本市などからUターンした人々の地元の職を増やすこと、 技術者育成や新しい仕事を立ち上げたい人の応援を目的とされています。 その協議会の担当者のNさんから、次のように問われました。

Nさん 農産・海産物が充分に加工されていない為、 後継者も少なく生産減少しているのでどうにかしたい。 小川町の農家で生産されている生姜を、何か良い形で加工できないか? 食品加工はありふれているので、他に何かないか? アロマとコラボレーションできないか?

坂口 生姜をエッセンシャルオイルに加工してみてはいかがでしょうか。 四国の農家ではゆずをオイルに加工しています。 小川町の生姜だけでなく、 不知火町のデコポンもいかがですか?

Nさん いいですね! 実現させましょう!

坂口 エッセンシャルオイルを抽出する機械を導入したり、 厚生省の認可を取らなければなりません。 その辺は大丈夫ですか?

Nさん 企業を立ち上げてやります。

坂口 来年、アロマコーディネータープロ養成講座を立ち上げたいのですが。。。

Nさん でしたら市から助成金を出すことができます。 まず、働く婦人の家で、アロマ講座を一般向けに開催してください。 アロマエッセンシャルオイルの加工についても、 研究会を立ち上げて打ち合わせしていきましょう。


こういったいきさつがあり、その提案は受け入れられ 小川町商工会へ話をもちかけられたのでした。 また、職をさがしている女性・母子家庭向けに 市役所でパソコン教室がされているので、 そこでホームページを作成しアロマグッズのネット販売、 アロマコーディネーター育成、マッサージエステの指導、 宇城市の温泉施設にサロン開設など、 話は大きくふくらみました。

エッセンシャルオイルの完成とサロン開業
そして12月18日、小川町商工会にてエッセンシャルオイルの抽出法、 二次加工品(石けん・クリームなど)の説明をいたしました。

農産物はキズ物は出荷できないので、それを加工にまわすこと。 工場をつくる事により、雇用拡大の期待ができるのです。 商工会会長は生姜農家もされており、幼少の頃から生姜を加工することが夢だったそうです。 生姜アロマの加工については納得され、 さっそく技術センターに生姜のエッセンシャルオイルを抽出する実験を依頼されました。 12月21日、実験は成功し、生姜オイルを利用して アロマトリートメント体験会をすることとなりました。

小川町商店街の「まちや」というコミュニティースペースで行われた体験会は好評で、 新聞社からも取材に来られたり、宇城市市長もハンドマッサージを体験されました。 また、「まちや」の2階を改装してサロンを開業することになりました。



わずか1ヶ月余りの間に、夢は形になりつつあります
私は高校を卒業してから農協に勤務した事があり、 農産物には思い入れがありました。 農協にみかんを出荷する農家から
「キズもののみかんはジュースにしかならないからお金にならない」
と嘆いておられた事、またそれを聞きながら何の力にもなれなかったくやしい思いがありました。

また、美容や健康に関心を持ち、アロマの資格を取った時には、 エッセンシャルオイルを抽出する釜を教科書で見て、 いつか自分の手でアロマを加工してオリジナルブランドを立ち上げたいという夢があったのです。

私の歩いてきた道は、木原総裁とのご縁によってすべて一つにまとまり、 わずか1ヶ月余りの間に、夢は形になりつつあります。 今後の目標は、アロマスクールを立ち上げて、アロマセラピストを育てることです。CMF地球運動が宇城市に広がり、社会貢献できるようにこれからも頑張っていきます。