No.60 奇蹟の逆転劇を演出した樋口廣太郎の場合


今の能力開発は、現在と未来から行うものがほとんどです。


しかし、いくら能力を磨いたとしても 学歴の高い人や優れた技術を持っている人だけが 必ずしも成功者と言えないのは 先祖から引き継がれた先祖果により 人生のドラマが展開されていくからです。


だからこそ、運命を創造するためには 能力を磨くことと平行して 運力を磨くことが大切になるのです。


奇蹟の逆転劇と言われ アサヒビールの今日の繁栄を築いた樋口廣太郎さんが 平成5年3月 讀賣新聞に掲載された「わたしの道」の中で アサヒビールに入った当初のエピソードを 次のように言っています。


キリンビールの小西会長から 高野山に会社の先輩の供養塔を建てたら業績は上がる一方で いいことばかりです、という話しを聞いた。


以前勤めていた住友銀行でも物故者のお堂があり アサヒビールで欠けているのはこれだと感じた。


また、販売店の声からもお客様にご迷惑をかており そこで「先人の碑」を大阪府吹田市に建て 本社にも碑のミニチュアを建立し 毎日お参りするようになった。 それからが不思議で会社の業績はどんどん良くなっていった。


これに関連した秘話も紹介され


自動車メーカーのマツダは 西独のNSU社からロータリーエンジンの技術がなかなか導入できなかった時 当時の吉田茂首相からアデナウアー首相にあてられた口添えの手紙に 「住友は先輩の霊を祀るのに大変熱心な企業グループで、マツダはその一員である」と 書かれてあり、それによって技術提携が実現した。


樋口廣太郎さんは ご存じのように逆転は不可能と言われている 業界最大手キリンビールのシェアを アサヒスーパードライでひっくり返してしまった方です。


ただ拝んだだけで このようなことが起こるはずがありません。


技術的な努力も去ることながら それまでアサヒをご愛用された方々や アサヒビールを取り扱った代理店の方々に 感謝をお供えしていったということです。


世の中が物質中心で 人と人との心の交流がどんどんなくなっている中で このような物故者への感謝をすることは 運命・未来を想い通りにしていく上で 非常に重要なことなのです。


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