No.14 「心」の正体 その(3)


さて、あなたは自分の心の中にある潜入観念を どのようにして解消するか? その答えは出せましたか?


潜入観念とは言わないまでも ストレス社会の中でそれをうまく解消している人は カラオケだったり、ゲームだったり、 身体をとにかく動かす等々 自分流のいろいろなやり方を持っています。


しかし、これが潜入観念だった場合はちょっと別です。 まず、自分が正しいとか 当たり前と思っている事そものもも 実は、潜入観念であると 気のつかないことが多いのです。


そこで、ちょっとびっくりするような 心の正体の一つをお教えしましょう。


実は、『心は鏡』なのです。 あなたのそのままを映しだすのです。


あなたの周りにいる人を あなたがどのように見ているか ちょっと書き出してみてください。


Aさんは苦手な人。 Bさんは難しいと感じる人。 Cさんは近づきにくい人・・・ また、X上司は親切な人。 Yさんは話しやすい人。 Zさんはここちよいと感じる人・・・


あなたの感じる感覚ですから 他の人がその人をどのように感じているのかは別にしてください。


ところで、あなたにとって「苦手なのAさん」が すべての人に苦手かというと そうではありませんね。


先ほど、心は鏡と言いましたが あなたに映る苦手なAさんそのものの姿が あなた自身なのです。


え~っ、そんな~!認められない・・・と 思うかもしれませんが ここは一つ冷静に構えていただき 他の人のことを客観的に観察してみてください。


例えばGさんが Hさんのことを「苦手だわ~」と言っていたとしましょう。 あなたはGさんとHさんを冷静に観察してみてください。


そうすると、結構二人には内面的な共通点があり 似たもの同士だったりすることに気がつくはずです。


相手のことを感じるあなたの『心』は あなた自身を写す『鏡』であるということです。


だから、自分のことを客観的に見せていただいていると捉えて ちょっとあなた自身を外から眺めてみてください。


そうすると、結構今まで気がつかなかった 自分に出逢うことができるものなのです。


運命を改革・創造できる人は 自分のことを客観的に眺めることができる人です。


そして、それを受け入れた時 新しい自分にチェンジできるチャンスを 手にできる人でもあるのです。


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