[企業づくり]宇宙本位経営学の普及と援助

企業づくりコラム


   地球を救う経済学から生まれた新しい経営学 コスミカリズムマネジメント


西の文明と東の文明
現代社会に生きている人のご先祖を遺伝子で遡っていくと、20万年前のアフリカの女性にたどりつくそうです。人類はそこから全世界へと広がっていきました。海・山・砂漠など、その地域に根付いた人類は、その地の気候や自然の中で、それぞれに文明を築きあげていったのです。

ところが、同じ自然環境の中にありながらも、現代社会に大きな影響を与える文明の違いができはじめるのです。それはヒマラヤ山脈を境に始まりました。

西の文明は砂漠の文明と言われます。自然の恵みが少なく緑も少ないため、人々は自然を開拓し、不毛の地を自らの力で切り開かなければなりませんでした。その開拓地に食料などの生活の糧がなくなると、次の地を開拓する。この生活は開拓精神を養い、それが狩猟民族となっていきました。こうして、自然を征服・支配することで成り立つ西の文明は後に物質が中心の欧米文明となります。

東の文明は森の文明とも緑の文明とも言われるくらい自然の恵みが豊富でした。自然に順応していれば、季節に応じた森や海が豊かな恵みをもたらしたのです。しかし、火山や川の氾濫は人々に自然への畏敬の心も育みました。 自然との共生によって成り立つ東洋文明は、後に精神中心の東洋文明となります。


現代社会は欧米文明が中心
東であれ西であれ、自然と共にあった社会が、欧米と東洋という大きな文明の違いを生み出すきっかけになったのが、1760年の産業革命です。機械文明が急速に発展し、人間が機械に動かされるようになりました。それは、生命あるものの大切さが失われ、物の豊かさを優先させる社会に移行していったということです。経済がすべての基準に最優先され、市場経済主義がエスカレートしていきました。

こういった社会の歪みを反省し、より人間らしい生き方を追求した情報化社会も、物質文明の勢いを止めることはできませんでした。

結果として、自然を支配することが、地球規模の温暖化を引き起こし、生き残りをかけた競争社会は、企業と企業の戦いを招き、強い者が弱い者を犠牲にする社会は、貧富の二極化となって、不安といのちさえ脅かされかねない不透明な社会を作ってしまったのです。

例えば、一つの小さな島でこの理論は成り立ちません。すべての土地を開拓していけば、やがてその島は破滅です。地球もまた同じで、このまま行けば破滅です。