[人間づくり]総合人間教育学の普及と援助

人間づくりコラム

聖徳太子憲法の価値を見直そう

地の徳道 釈氏憲法 第十三条
地の徳道 釈氏憲法 第十三条

地の徳道 釈氏憲法 第十三条

第十三条
大乗に勝れた方便がある。念仏、密呪は罪を消し、大悲妙経(妙法蓮華経)は楽を与えるという説を述べている。おろかに聞けば、罪を加えることに似ているが、まことに知れば、大いに罪を離れることができる。念願の因縁をふかく引いて、すすんで悪を改め、善を行うようになり、義智の道に入らせる。人の愚かさを絶つには、これでなければ困難だ。善に導くことも難しい。講ずるものは、みだりに説いて仏意を破るなかれ。
"大乗の教えには優れた方便がある。念仏、密呪は罪を消し、妙経は喜びを与えると教えている。人の愚かさを断つときは、この大乗を用いなければ善に導くことは難しい"と、大乗の教えを讃えておられますが、"みだりに説けば仏意を破ることにもなる"〟と注意すべき点も指摘しておいでです。太子の細やかなお心遣いが感じられます。