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第8章 宇宙の真理
 
 

宇宙の構造

宇宙は、目に見えるもの(顕象世界)と目に見えないもの(潜象世界)と、無限を秘めているもの(間象世界)が、螺旋状で融和しながら、あらゆるものと相補の関係で調和し、過去・現在・未来の三世を循環しながら生滅流転を繰り返している永遠な存在なのです。
間象世界とは、水はある時は液体(水)になり、ある時には固体(氷)になり、ある時には気体(水蒸気)になりますが、このように変幻万化する世界のことを指しています。
 

宇宙の7つの定理

 アーサー・ケストラー(1905-1983)氏が提唱した「ホロン」の概念を参考に、私の研究を加えて、宇宙の7つの定理を述べてみます。

1)万物・万象は正反が対称的に作られた相似構造をしており
  正反は親和し同種は反発する
  ただし完全な対称ではなく僅かに歪みがある

万物・万象は、正反が対称に作られています。人間も同じです。
正反というものは、敵と味方のようですが、実は裏表です。愛すれば愛するほど、問題が起こると憎しみに変わるようなものです。
いわゆる相似象で、逆も真なりです。
ただし、完全な対称ではなく、わずかに歪みがあります。この歪みが大事なのです。
6+4で10になりますが、これが5+5ならば意味がなく、選挙などでも同一票数であればまた再討議し直さなければなりません。5+5は無限にならないのです。
51%と49%であれば、わずか2%の差でも、動きが生じるのです。この僅かな歪みが無限と繋がっているのです。

2)万物・万象はマルチレベルの融和体を成し
  絶対的な意味での全体や部分は存在しない

マルチレベルで、いろいろなレベルの融和体を成し、絶対的な意味での全体や部分は存在しません。

3)万物・万象は固定した存在ではなく
  規則性・不規則性を持ち常に変化している

物事は、固定した存在ではなく、規則・不規則を持ちながら常に変化しています。
規則的に動く場合もあれば、不規則的に動く時もあります。
この規則的・不規則的な動きによって、宇宙はシーソーのように、常にバランスをとろうとするのです。

4)万物・万象は周期があり
  旋転・循環しながら生滅運動をしている

周期があり、旋転・循環しながら生滅運動をしています。
常に新陳代謝しているのです。

5)万物・万象は物質と心質と間質を内包している

物質と心質と間質を内包しています。『物質』は周知の通り目に見えます。
『心質』は目に見えません。
『間質』とは「物質」にも「心質」にもなる特質で、「心質と間質」は物質の中に見えない形で存在しています。

E万物・万象は自立性と従属性を持っている

全体としての自立性と、集団としての従属性の両面を持っています。
個人主義と集団主義ではありませんが、そういったものを内包しています。

F万物・万象は有形無形に網状化で繋がっている

小さな神経が、小さい神経と繋がりながら神経系を作り上げるように網の目(網状化)で繋がっているのです。
 

宇宙の真理

宇宙の中から地球は生み出され、その地球の中で人間は生み出され、万類もやはり宇宙の中で生み出されています。

宇宙は次のような8つの真理を内包しています。
それを一つずつ説明していきましょう。

1)全体的で片寄りがない

右も左もありません。上も下も無いのです。
そういったものを内包しています。部分のように見えても、全体の中の一つであり、別々なものではありません。

2)同胞的である

すべてが密接に繋がっています。
国籍・人種は違っていても、すべては親子・兄弟姉妹であり、同胞的であります。

3)家族的で助け合っている

すべては家族的です。
例えば、人間は二酸化炭素を吐き出しますが、植物は酸素を出しています。
植物に人間は生かされ、人間はまた植物を生かします。
植物と人間という全く異質のものであっても、それを取り払ってみると一つの大きな家族ということになります。

4)包容力がありお互いを認め合っている

長所は短所となり、短所は長所となる。お金も表裏があり、一見、陰と陽のように見えますが、それで全体であり、お互いを認めあっています。

5)動的エネルギーと静的エネルギーと螺旋エネルギーがある

ある時は動き、ある時は微動だにしないような、動的エネルギーと静的エネルギーの両方が内包されているのです。
一見相対的に見えるようですが、螺旋エネルギーが万物の動と静のエネルギーと融和して成り立っているのです。

6)それぞれに役割はあっても差別はない

それぞれの役割を果たしながら、そこにあるものは、区別はあっても何ら差別はありません。上下関係という事ではなく、働きの違いということです。
企業でいうならば、社長は社長の役割を果たし、平社員は平社員の役割をします。
その意味においては平等です。社長が社長の役割を果たせなければ、その資格はありません。社長だから偉いのではないのです。

7)中心はあるが固定的でなく
  その状況に応じた柔軟性がある

中心はありますが、固定的ではありません。中心は、その時その場によって動いていきます。
しかし、バランスはしっかりと保っています。状況に応じて、非常に柔軟性がありま

8)有形と無形が循環し合っている

水のように、環境に応じて固体・液体・気体に変幻万化して、有形無形の循環をしています。
 
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